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【読書】信長のシェフ 1巻を読んで見た

信長のシェフ 1巻を読んで見た

 

こう紹介するのは「信長のシェフ」です。

 

漫画のタイトルからすると

信長には専属の料理人がいてその人の苦労話や信長とのエピソードが

史実に基づいて描かれた内容なのかなぁ、、、、、、、と思っていました。

 

しかし、この漫画は

料理人ケンは、永禄11年(1568年)の戦国時代タイムスリップし記憶を失っていた。間者と思われ斬り殺されそうになり、川へ飛び込んで逃げた瀕死のケンを助けたのは、夏という女性の刀鍛冶であった。
自分自身については過去はおろか、本名すら思い出せないケンであったが、料理の技法や料理に関連する記憶だけは残っており、自身が未来から来た者であることを自覚する。この時代に存在しない調理法による料理を売り出し、京の都で評判になったケンを、織田信長は自分の料理頭に取り立てた。
Wikipedia 信長のシェフ

つまり、戦国時代にタイムスリップ系の漫画で

いきなり武士っぽい人にシェフのかっこした二人の男性が追われるシーンから始まります。

 

主人公はなぜか戦国時代にタイムスリップしたけど記憶喪失で

立派なシェフの格好もしているのでおそらく有名なレストランか何かでシェフをしていたであろう

料理の達人のケンです。

 

記憶喪失で周りとは違った不思議な空気感を持ちながらも料理の腕は抜群で

ストーリーも料理のうまさがきっかけで展開が進んでいきます。

 

 

読んでいて面白いのは

 

今では日本食では当たり前の食材が

織田信長の生きた戦国時代の日本にはまだ普及していなかったんだぁと

食材の歴史を知れること

 

例えば

醤油 使われ始めたのは1580年前後

サツマイモ 江戸時代

じゃがいも 1600年代

砂糖 砂糖もまだなかったぽい

 

へーーーー醤油って

なんだったら源氏や平家もお刺身とかに使ってたと思ってました。

 

 

こういった基本的な食材や調味料がない中、主人公の料理人ケンは

 

見事な料理を次々と作っていき

 

周りからの信頼を得ていきます。

 

そして頭の回転が速いだけでなく、地味に歴史にも詳しく、その知識が随所に役に立っています。

歴史ってやっぱ勉強しておいたほうが良いよねーーーーーはいまだ学校は「社会」です

 

史実と異なるところもあるそうなんですが(シェフが登場してる時点で当たり前ですが)

基本的には歴史に沿った展開は迫力があり、

 

前半は無能に見えた秀吉が歴史通り、実はすごくてこの後活躍するんじゃないか

 

とか

 

想像も相まって2巻以降も読んでみたいなーーーと思える1巻でした。